2011年03月16日

計画停電と休業手当

計画停電が一部地域で始まっておりますが、昨日停電の対象になり、事業の運営ができないクライアントより、勤務終了時間を早めて帰宅させて場合、休業手当を支払う必要性があるかどうかについてご質問がありました。

休業手当に関しては、労働基準法26条で
「使用者の責に帰すべき事由による休業の場合においては、使用者は、休業期間中当該労働者に、その平均賃金の100分の60以上の手当を支払わなければならない。」
とされています。

この条文のなかで『使用者の責めに帰すべき事由』に該当しないものとして、天災事変等の不可抗力による休業があります。

この天災事変等の不可抗力に停電が該当するかどうかをいくつかの労働基準監督署に確認したところ、休業手当に関して直接の判断基準ではないが、下記の判断基準が参考になるということです。

・昭和23年3月17日基発461号 「休電日の休業は、使用者の責めに帰すべき休業ではないため、休電日の休業手当は、平均賃金算定の基礎に算入する。」
・昭和26年10月11日 基発696号「電圧低下により保安等の必要がある場合は(不可抗力の許可・事後承認を)認めること」

上記を参考に考えれば、不可抗力に該当する可能性は高いとのことですが、対象となる労働者が停電によって一切の労務の提供ができなかったのかなども判断材料となるので、一概に休業手当を支払わなくてもいいという訳でなく、個別の事案ごとの判断によるという回答でした。

今回のような事態は今までなく、労働基準監督署も明確な判断根拠がなく、厚生労働省側の対応を待っているような印象を持ちました。

「労働基準監督署の回答から判断すると、事業内容から労務提供はできないので、休業手当の支払いの必要性はないと思いますが、休業手当を支払う可能性も頭にはいれておいてください」とアドバイスしたところ、クライアントも今月までは勤務短縮した分も含めて通常給与は支給するということになり、一時的には問題は解決しました。

ただ、この計画停電が続くと、休業手当の問題は大きくなっていくので、早期の判断基準の明確化を厚生労働省にはお願いしたいです。

また、個人的には雇用の混乱を避けるためにも、ワークシェアリング等についての施策を早く打ち出していくことも必要かと思います。
posted by oki at 12:42| Comment(0) | 日記

2011年03月14日

雇用安定のために

このたびの大地震において様々な被害が広がっていますが、顧問先企業からも売上の減少が見込まれるため、地震被害等による雇用維持に関するご相談が多くありました。そのため、中小企業に対する雇用維持に関する助成金についてご案内させていただきます。

急激な事態によって、事業活動を縮小せざろう得ない場合で、労働者の雇用を確保するために解雇等をせず、休業・教育訓練を行った場合にその休業・教育訓練にかかる手当の一部を負担してくれる助成金制度として、中小企業緊急雇用安定助成金があります。

詳細は下記のHPで支給要件等をご確認いただければと思いますが、イメージとしては日給1万円の方に休業手当6,000円を支払って休業させて雇用維持をはかる場合、8割の4,800円を助成金として支給してもらえる制度です。(助成金の支給金額には上限があるので、必ず支払った金額の6割が支払われる訳ではありません。)

「中小企業緊急雇用安定助成金 」の詳細は下記をご参照ください。

http://www.mhlw.go.jp/general/seido/josei/kyufukin/a01-2.html

なお、大きい注意点は下記のとおりです。

※支給の対象となるのは、雇用保険の被保険者のみで、非加入の方に休業手当を支払っても助成対象にならないことはご注意ください。


※すぐに助成対象になるのではなく、通常は3カ月の売上高の減少が認められてからでないと対象になりません。(鳥インフルエンザや口蹄疫のときは、1か月程度で申請可能となっていますので、今回の地震による対応がわかりましたら、速やかにブログでご報告させていただきます。)













このたびの大地震において様々な被害が広がっていますが、顧問先企業からも売上の減少が見込まれるため、地震被害等による雇用維持に関するご相談が多くありました。そのため、中小企業に対する雇用維持に関する助成金についてご案内させていただきます。



急激な事態によって、事業活動を縮小せざろう得ない場合で、労働者の雇用を確保するために解雇等をせず、休業・教育訓練を行った場合にその休業・教育訓練にかかる手当の一部を負担してくれる助成金制度として、中小企業緊急雇用安定助成金があります。



 詳細は下記のHPで支給要件等をご確認いただければと思いますが、イメージとしては日給1万円の方に休業手当6,000円を支払って休業させて雇用維持をはかる場合、8割の4,800円を助成金として支給してもらえる制度です。(助成金の支給金額には上限があるので、必ず支払った金額の6割が支払われる訳ではありません。)


「中小企業緊急雇用安定助成金 」の詳細は下記をご参照ください。


http://www.mhlw.go.jp/general/seido/josei/kyufukin/a01-2.html



 なお、大きい注意点は下記のとおりです。 



※支給の対象となるのは、雇用保険の被保険者のみで、非加入の方に休業手当を支払っても助成対象にならないことはご注意ください。





すぐに助成対象になるのではなく、通常は3カ月の売上高の減少が認められてからでないと対象になりません。(鳥インフルエンザや口蹄疫のときは、1か月程度で申請可能となっていますので、今回の地震による対応がわかりましたら、速やかにブログでご報告させていただきます。)



 



 

posted by oki at 21:27| Comment(0) | 日記

2011年03月11日

帰宅困難者です

ビックリしました大地震!!

今月は、事務所から外出していることが多かったのですが、たまたま今日は事務所で資料作成をしていた時に地震に遭いました。
京王線が止まっているため、今日は事務所に泊まることになりそうですが、色々と揃っている環境で泊まれるのは大変恵まれていると思います。
事務所の前に出てみると、新宿方面から歩いて帰る人の波がすごいです。

『大地震が起こったら』と今まで言われてきましたが、実際に起こると本当にパニック状態になって日頃からのいざというときの備えの大切さがみんな身にしみたと思います。
でも、実際に大変なのは東京の人たちでなく、東北の人達です。
僕が20代を過ごしたいわき市もテレビで見る限り、小名浜港が大変なことになっていました。

心配ですが、がんばれ東北のみなさん!!!!!!!!!!
posted by oki at 22:22| Comment(0) | 日記

2011年02月25日

222

2月22日に我が家に女の子が生まれました。
ちょうど助成金の申請期限や顧問先への訪問などが重なり、出産に立ち会えるかどうか微妙なところでしたが、顧問先のご配慮により、訪問を延期させてもらい、なんとか妻の陣痛介助にも加わり、子の誕生に立ち会うことができました。

いまのところ、1日30分程度しか子どもの顔を見ることができませんが、顔をみると1日の疲れが吹っ飛びます。

仕事の依頼も子どもの誕生から相次ぎ、とてもハッピーな1週間でした。

posted by oki at 22:01| Comment(0) | 日記

2011年02月16日

北原照久さん講演

DSCN1999.JPG昨日はロータリークラブのイベントで、「開運!なんでも鑑定団」でおもちゃの鑑定をしている北原照久さんの講演があったので、どんなものかと見物してきました。

参加プログラムを見たら、休憩なしの2時間ぶっ続けの内容だったので、2時間も話す内容があるのかと思っていたら、年間170本も講演をしているだけあって、飽きさせることなく、2時間を話しきってしまいました。

基本的には、自分の最新刊の本に沿った内容で、その本を講演後買ってくださいというものでしたが、自分もセミナー講師をやる身として、飽きさせないストーリー展開は勉強になりました。

講演後に本もロータリークラブの会員の方たちがまとめ買いしてくれたので、北原さんもさぞ嬉しかったと思います。講演でギャラをもらい、本も売る、これが儲かるビジネスだと関心しました。
posted by oki at 22:50| Comment(0) | 日記

2011年02月08日

介護業界助成金廃止情報

「介護未経験者確保助成金」「介護基盤人材確保助成金」という介護業界で、人を雇い入れた場合に支給される助成金が3月31日までの雇い入れを持って廃止となるそうです。

育児、介護と助成金の廃止が相次いでいるので、4月以降は助成金の数は大幅に減りそうです。

この助成金の廃止情報は下記をご参照ください。
http://www.mhlw.go.jp/general/seido/josei/kyufukin/pdf/62.pdf
posted by oki at 15:06| Comment(0) | 日記

2011年02月01日

新設助成金情報

「成長分野等人材育成支援制度奨励金」と「既卒者育成支援助成金」が新しく新設されました。

「成長分野等人材育成支援制度奨励金」の詳細は次のとおりです。
【支給要件】
○健康、環境分野および関連するものづくり分野の事業を行っていること
○雇用期間の定めなく雇用した労働者、または他分野から配置転換した労働者を対象に、1年間の職業訓練計画を作成し、Off-JT(通常の業務を離れて行う職業訓練)を実施すること
【支給額】
事業主が負担した訓練費用を、1訓練コースにつき対象者1人当たり20万円※を上限として支給されます。
※中小企業が大学院を利用した場合には、50万円を上限となります。

「既卒者育成支援助成金」の詳細は次のとおりです。
【支給要件】
上記の成長分野等の中小企業事業主が、「育成計画書」および「既卒者育成雇用求人」をハローワークまたは新卒応援ハローワークに提出し、ハローワークまたは新卒応援ハローワークからの紹介により、3年以内既卒者を原則6カ月間、有期雇用として雇い入れ、育成計画書に基づく座学等により育成した上で、その後に正規雇用で雇い入れた場合に、奨励金を支給します。
【支給額】
○有期雇用期間(原則6カ月)・・・対象者1人につき月額10万円(最大60万円)
○有期雇用期間の座学等に要した経費(3カ月以内)・・・対象者1人につき月額上限5万円(最大15万円)
○有期雇用終了後の正規雇用での雇い入れ・・・対象者1人につき50万円(正規雇用から3ヵ月経過後に支給)

詳細は下記のサイトでご確認ください。
「成長分野等人材育成支援制度奨励金」http://www.mhlw.go.jp/general/seido/josei/kyufukin/dl/f-top-c.pdf
「既卒者育成支援助成金」http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyou/dl/kisotsu_j.pdf

posted by oki at 18:37| Comment(0) | 日記

2011年01月31日

立食パーティーのマナー

あっという間に1月も終わりを迎えました。
年の始めなので、今月は新年会や賀詞交換会の席も多く、立食での食事が大変多かったのですが、社労士会の立食パーティーの席で、一瞬くわえ箸をして料理をとっているところを先輩社労士の方に見られ、注意を受けました。
なかなかそのようなことを注意していただく機会はないので、大変私としてはありがたい思いでパーティーでのマナーについてのお話を聞きました。

よくよく考えてみると、立食パーティーのマナー自体よくわかっていないので、調べてみると概ね次のことを守ったほうがいいようです。
・洋食の場合は、フルコースの料理と同じ順番で食べていく
・一枚のさらには、3・4品盛り、食べ終わったら取りに行く
・歓談が目的なので、食べることに気を取られず、参加者と交流すること
・人の分まで取るのではなく、自分の分は自分でとる

当たり前のようで結構できていないことも多いので、今後は色々な席のマナーについても勉強して、ブログで発表できればと思っています。
posted by oki at 23:21| Comment(0) | 日記

2011年01月26日

【廃止】育児休業取得促進等助成金

育児休業中や3歳までの短時間勤務期間中は、勤務しないことや勤務時間が減少することによって、賃金支給がなくなったり、減少することになります。しかしながら、その経済的状況を支援するために、事業主が経済的援助をした場合、援助した金額の3分の2(中小企業以外は2分の1)を助成してくれるというのが育児休業取得促進等助成金ですが、この助成金が3月31日をもって廃止になるそうです。

この助成金は私も1社だけ申請をしたことがありますが、そのときに申請した県の担当者に聞いたら全県で2社目の申請ですと言われた位、申請企業数が少なかったため廃止になったのではないかと思います。

やはり、いくら助成金をくれるとしても、働いてない時間に対して経済的援助をするというのは難しいのではなかったと思います。

詳しくは下記をご参照ください。
http://www.mhlw.go.jp/general/seido/josei/kyufukin/pdf/61.pdf
posted by oki at 21:41| Comment(0) | 日記

2011年01月23日

中小企業子育て支援助成金の変更

100人以下の従業員規模の会社で、初めて育児休業を取得させ、その対象者が職場復帰した場合に100万円(二人目以降5人目まで80万円)の助成金を支給するという内容の「中小企業子育て支援助成金」の支給額が4月1日より変更になります。

また、本年10月1日以降の育児休業復帰は助成金の対象とせず、この助成金が終了する予定であることもあわせて発表されました。

金額の大きい助成金で、企業としてはこの助成金を活用して、代替要員の配置等を行うため、助成金を当て込んで人材投資を考えている場合は、要注意が必要です。

詳しくは下記をご参照ください。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/ryouritsu01/pdf/07.pdf

posted by oki at 18:08| Comment(0) | 日記